ある受講生さんが、こんな話をしてくれました。
「看護師の資格があるから、定年になっても働けると思っていました。
どこに行っても仕事はあるし、何とかなるだろうって。」
確かに、仕事はあります。
でもその方は、60歳を前にして、「働けること」と「無理なく働けること」は違う、ということを実感したそうです。
新しい職場では、
年下のスタッフから指示を受け、
新しい電子カルテを覚え、
人も環境も一から慣れ直す毎日。
「能力が落ちたとは思わない。でも、正直しんどかった」
と話してくれました。
これは、その方だけの問題ではありません。
50代以降は、体に変化が起きるのと同じように、働き方も変化していく時期なのではと、私は思います。
それは衰えるからではなく、更年期を経て、女性ホルモンが大きく変化した体では、
「常に適応し続ける」こと自体が、以前より負荷になりやすくなるからです。
それは、誰にでも起こり得ることです。