セラピーワールド東京に登壇してきました。

先日、東京で開催された【セラピーワールド東京】に登壇してきました。

全国からセラピストやエステティシャン、ボディワーカーが集まり、“癒し・健康・美容・予防”をテーマにした、熱気に包まれた一日。

会場には、誰かを支えたいという想いと、自分自身を整えたいという想いが、同じくらい溢れていました。

 


・テーマに込めた想い

 

今回のテーマは、
【医師監修】“脳疲労×副腎”から整える 女性特有の不調。

更年期やPMS、慢性的な疲れ、気分の浮き沈み…。
それらは「歳のせい」でも「気のせい」でもありません。

実は、“脳の疲れ”と“副腎の疲弊”が、ホルモン・自律神経・免疫——すべてに影響しているのです。

脳が休めず常にONの状態が続くと、副腎がストレスを抑えるために過剰に働き、やがて疲れ切ってしまう。
これが女性特有の不調の【根っこ】のひとつです。

 


・“脳疲労×副腎”から整えるケアとは

 

私たちが提案しているのは、一時的なリラックスではなく、「自分でホルモンを分泌させる力」を取り戻すケア。

脳が「安心」を感じるケア、副腎まわりの血流とリンパの循環を促す手技、そして呼吸を通して、自律神経を整える。

医師監修のもと、“脳 → 副腎 → 体”というつながりから、女性の体を根本から見つめ直すアプローチです。

 


・ 女性ホルモンは0にならない

 

閉経を迎えても、女性ホルモンは0にはなりません。
卵巣が担っていた働きを、今度は副腎が引き継いでくれます。

つまり、整えることで、体は何歳からでも変われるということ。

そして、その変化を支えるセラピストの役割も、これから確実に変わっていきます。

 


・ セラピストの新しい役割

 

今の時代、お客様が求めているのは、“癒し”ではなく、“原因の理解”。

「なぜ自分の体はこうなるのか?」
「どうすれば整うのか?」
——そんな問いに寄り添える人を、多くの女性が探しています。

これからのセラピストに求められるのは、“気持ちいい時間をつくる人”ではなく、“体の声を読み解く人”。

心地よさの先に、納得と希望を届けることができる人です。

 


・ 登壇を終えて

 

ステージから見えたのは、真剣にメモをとる方、何度も何度もうなずく方、そして「お客様の体を、もっと深く理解したい」と話しかけてくださるセラピストの方々。

「癒したい」ではなく、「根本から整えられる人になりたい」。
そんな想いの強さに、胸が熱くなりました。

女性ホルモンや自律神経、脳と副腎のつながり——
これらを“理論として”だけでなく、“施術として再現できる”セラピストが、これからの時代に求められていく。

癒しを超えて、“結果を出せるケア”へ。
その第一歩を踏み出す仲間たちの姿に、大きな希望を感じた一日でした。

 


・ これからの時代に求められるケア

 

女性の体は、脳・副腎・ホルモンがすべてつながっています。
“脳疲労×副腎”という視点でケアを組み立てることは、一時的な癒しでは届かない“本質的な回復”へ導くための第一歩。

これからは、感覚や経験だけでなく、医学的根拠に基づいた知識と手技を持つセラピストが選ばれていく時代。

私たちの役割は、お客様の不調を「癒すこと」ではなく、「理解し、整え、再び前に進む力を取り戻してもらうこと」だと感じています。

 


・現場で活かすために

 

登壇後、たくさんの方が「理論と技術を学びたい」「実際に体感したい」と声をかけてくださいました。

女性ホルモンケアは、まだ知られていないけれど、これから確実に“時代が求めるケア”になっていきます。

知識と技術を体系的に学び、お客様の“人生の節目”に寄り添えるセラピストを増やしていくこと。
それが、私のこれからの使命です。

 


・最後に

 

女性ホルモンは0にならない。
だから、整えれば何歳からでも変われる。

そしてその希望を届けるのが、私たちセラピストの使命です。

「癒し」から「理解」へ。

 

この時代の変化を、これからも一緒に歩んでいきたいと思います🌿

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