●「また怒ってしまった…」と感じた日は
最近、「また怒ってしまった」「また落ち込んだ」と、
自分を責めてしまう女性たちの声を、よく耳にします。
感情がコントロールできないことに、
申し訳なさや自己嫌悪を感じてしまう──
でも私は、いつもこうお伝えしています。
「その感情は、あなたが悪いわけじゃない。
それは“体からのメッセージ”かもしれませんよ」と。
●感情とホルモンは、つながっている
たとえば、「イライラ」や「焦り」「不安」。
多くの方は、それを「性格のせい」や「弱さ」ととらえてしまいます。
でも、実はそれ──
女性ホルモンの“ゆらぎ”が原因かもしれないのです。
📊ホルモンと感情の関係を示す、最新のデータ
2024年に発表された調査では、
40代女性の約7割が「なんらかの更年期症状を感じている」と回答しています。
なかでも最も多かったのは「イライラ・感情的になる(35.8%)」。
そのほかにも、「倦怠感」「のぼせ」「不安」「集中力の低下」など──
“見えない不調”が、日常のなかに静かに潜んでいることが分かります。

(メディリード 40代・50代。60代の更年期経験症状)
これは、ホルモンの変化が“こころ”にまで影響している証拠でもあります。
●私たちは「メノテック世代」を生きている
40代〜50代の女性たちは、ホルモンのゆらぎにくわえて、
仕事、家族、親の介護、自分の将来──あらゆるものが重なってくる時期です。
この“重なりの時代”を、
今では「メノテック世代(Menotech)」と呼ぶこともあります。
ホルモンだけでなく、脳疲労・社会的責任・自己否定など、複雑に絡み合った背景が、感情に現れているのです。
💡怒りの奥には、ほんとうの気持ちがある
心理学では、「怒り」は“二次感情”と呼ばれます。
本当の感情は、そのもっと奥にあるのです。
たとえば──
「わかってほしかった」
「助けてほしかった」
「一人にしないでほしかった」
イライラは、ほんとうの自分の声に気づくサイン。
だから、悪者にする必要なんてありません。
🤲女性ホルモンケアは、“自分を責めない”ためのケア
私が伝えているホルモンケアは、
単に体を整える施術ではなく──
「いまの私でも、ちゃんと大丈夫だよ」とやさしく許す時間をつくるためのケアです。
まるで導入化粧水のように、感情や施術が“届きやすい土台”を整えてくれる。
そんなイメージです。
今日うまくいかなかったとしても、大丈夫です
「なんだか感情がぐちゃぐちゃだな」
「また家族にきつく当たってしまった…」
そんな日があっても、
それはあなたがダメなのではなく──
ちゃんと、生きている証拠です。
体と心が、「そろそろ休もうよ」と伝えてくれているだけ。
あなたの感情が、
責められるものではなく、“大切にされるべきもの”として扱われますように。
その第一歩が、ホルモンと感情のしくみを“やさしく知る”ことから始まると、私は信じています。
もし、
「わたしのこの感情、ホルモンと関係あるのかも」
「ちゃんと学んで、誰かにも届けられるようになりたい」
そう感じた方がいらしたら──
私たちが行っている【女性ホルモンケア講座】という学びの場をご案内しています。
この講座では、
“感情・体・ホルモン”のしくみを、やさしく・実践的に学ぶことができます。
💡たとえばこんな方におすすめです:
-
自分や家族の「感情の波」を理解したい
-
サロンや施術の中で、もっと深く寄り添える力を持ちたい
-
「ホルモンの揺らぎ」をケアにつなげる方法を知りたい
ホルモンの話というと難しそうに思えるかもしれませんが、
この講座では、「心と体のつながり」を、感覚的に理解できる設計になっています。
まずは、自分のために。
そして、必要としている誰かのために。
「今のわたしのままで、学びはじめていいんだ」と思える場所をご用意しています。
🟠詳しくはこちらから
→【体験説明会のご案内ページ】
あなたと、大切な誰かのために。
ホルモンの“ゆらぎ”とやさしく付き合える力を、一緒に育てていきませんか?
リンパシー アカデミー
難波かおり